2023.11.20

ツーリングでGOGO!!インドネシア生活を楽しもう!【クアラルンプール超有名店】新峰肉骨茶/SUN FONG BAK KUT TEH(スンホン・バクテー)

 

【期間限定】マレーシアからこんにちは!

Mayuhanです。

今はインドネシアに戻っているのですが、インドネシアでは最近本格的な雨季に入りました。
インドネシアは、11月〜3月が雨季と言われており、わたしの住んでいるスラバヤでは11月に入ってすぐに雨が降りました。

11月初旬は、夕方にパラパラと降ったり、降らない日もあったりとまばらでした。11月後半になって、雨が降る時間が長くなったように思います。

 

マレーシアは場所によって変わりますが、クアラルンプールの場合、10月〜2月と現在雨季真っ只中です。

雨季は外で過ごす時間が減ってしまうので、旅行の場合は雨季を避けたいところではありますね。

 

ということで今日は、マレーシアの伝統的な料理「バクテー」についてご紹介します。
クアラルンプールの超有名バクテー屋さんで食べることができました。

「バクテーとはどんな食べ物なのか」「どんなお店で食べたのか」

詳しく紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

新峰肉骨茶(スンホン・バクテー)

マレーシアの首都クアラルンプールにある、地元で愛されるレストラン「SUN FONG BAK KUT TEH / 新峰肉骨茶(スンホン・バクテー)」

1971年に設立されたこのレストランは、ジャラン・イムビという有名な食事通りに位置しています。

スンホン・バクテーは、その名の通り、バクテー(肉骨茶)を専門とする中華料理のレストランです。

店内は、地元の人々や観光客でいつもにぎわっています。バクテー以外にも、多種多様な中華料理が楽しめるので、さまざまな味を楽しむことができます。

まゆはん
まゆはん
クーラーの効いた室内のテーブル席もあります。

後ほど詳しく紹介しますが、バクテーは漢方などの薬草が使われた料理のため、食べていると体ぽかぽかと温まってきます。汗をあまりかきたくない場合は、室内のテーブルに案内してもらいましょう。

 

 

バクテーとは?

スンホン・バクテーのメニューの最初のページには、

「スンホン・バクテーのスープは、秘伝のレシピで作られています。肉の旨味、甘味、そして店独自のハーブとスパイスの香りが絶妙にブレンドされ、一度食べると忘れられない味となっています。」

と紹介されています。

バクテーとは、豚肉と多種多様な漢方薬草を使った煮込み料理のこと。その起源は中国の福建省にさかのぼり、中国からの移民によってマレーシアに伝わりました。時が経つにつれ、この料理はマレーシア独自の風味を吸収し、地元の味覚に合わせて変化してきたのです。

主に豚肉のリブや肉片、そして時には内臓などが使われます。これらの肉類を、ニンニク、五香粉、スターアニス、シナモンなどの香草とともに長時間煮込むことで、深い味わいが生まれます。

特徴的なのは、その独特の薬草の香り。カオリン、党参、枸杞などの漢方薬草が加えられることで、この料理はただの豚肉のスープを超え、体を温める滋養強壮の食事へと昇華します。

まゆはん
まゆはん
バクテーを食べる際には、白米やヨウティアオ(油で揚げたパン)を添えることが多いです。これらのシンプルな副菜が、濃厚なスープの味わいを引き立てるんですね。

 

スンホンのバクテー料理

バクテーはシンガポールでも人気のある料理ですが、その風味と見た目はマレーシアのものとは大きく異なります。

シンガポール風のバクテーのスープは白く、ニンニクと胡椒の効いた風味が際立っています。主に使用される肉はスペアリブが中心。

一方、マレーシア風のバクテーは醤油をベースにしているため色が黒く、ニンニクは味を整えるために後から加えられることが多く、全体的にまろやかな甘さが特徴です。さらに、様々な部位の肉が使われることで、味に奥行きが生まれています。

これらの外見上の違いから、シンガポールとマレーシアのバクテーはそれぞれ「白バク」「黒バク」という愛称で呼ばれることもあります。

スンホン・バクテーでは、先ほど紹介したシンガポール式の白いスープ、マレーシア式の黒いスープ、そしてドライ(汁無し)の3つの種類があります。

まゆはん
まゆはん
一つの店で様々な味わいを楽しむことができるのです!
まゆはん
まゆはん
今回わたしは、定番の「オリジナルバクテー」を注文。

料理を待っているところに、店員さんが生ニンニクと生唐辛子がたくさん入ったバクテー用のタレを作ってくれました。

10分ほど待ったところで、料理が届きました。

店に入ったところですでに独特の香りはしていたのですが、その香りはなんとも表現しにくく、豚骨スープやカレーやシナモンが混じったような香りです。

大きな骨や腸などの内臓もゴロゴロと入っているので、苦手な人は多いかもしれないですが、スープを飲んでみると思ったよりあっさりで日本人好みの印象でした。

まゆはん
まゆはん
日本にはない味ですが、カレーのような風味があり、でもカレーのようには濃くなく、すごく食欲が出る味です。

辛味は全くないので、お好みで先ほど作ってもらったニンニクや唐辛子を入れます。ニンニクが入るとより食べ応えのある味になりました!

甘味もあって、クセになる味!確かに忘れられない味かもしれません。

 

バクテー以外のオススメは?

店員さんにオススメされた「葱油豆腐」

その名の通り、豆腐にネギが香るオイルとネギ、ニンニクのフライがかかっています。

これも辛味はまったくなく、4歳の娘が「おいしいおいしい」と言ってモリモリ食べていました。
ご飯やお酒のお供にももってこいの味です。

 

竹が入った「アイスティー」?!

頼んだのは、2種類。

「冬瓜羅漢果(Special Tasty Winter Melon & Longan Fruit)」
(写真左)その名の通り、冬瓜とロンガンというフルーツの入ったお茶。
麦茶系のあっさりしたお茶に瓜の香りとライチのような甘味です。

「茅根竹蔗(Special Tasty Sugar Cane)」
竹の香りがする黒糖のような甘味のお茶。

バクテーの漢方でぽかぽかしてきた体にこのお茶を飲むと涼しい気持ちになりました。冬瓜・ロンガン・竹はどれも美容効果のあるものなので、ぜひ女性にオススメしたいです。

※冬瓜=皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあるビタミンCが含まれる
※ロンガン=物忘れや認知症改善の可能性のあるコリンが含まれる
※竹=肌のうるおい・保湿力を高めるアミノ酸が含まれる

 

アクセス


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所在地:35a-41a, Medan Imbi, Imbi, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
営業時間:7:00〜23:00
定休日:なし
公式Webサイト:https://www.sunfongbkt.com/
電話番号:+60321480905

 

ということで今回はマレーシアの超有名店「スンホン・バクテー」のバクテーを紹介しました。

このお店のバクテーの味は、わたし的にとても好きな味でした。そしてここからわたしは、マレーシアの料理にすごく興味が湧きました。
日本人が食べたことのない味だけど、日本人好みの味付けが多いと思います。

今後もいくつかマレー料理を紹介したいと思っています。

最後まで読んでいただき、

Terima kasih!!

 

隣のお店もすごかった

となりに行列のできるお店があったので紹介します!

阿喜肉骨茶/Restoran Ah Hei Bak Kut Teh(アーヘイ・バクテー)

スンホン・バクテーの左隣にある、こちらもバクテー屋さん。
今回人が多くて入ることを諦めましたが、なんとこのお店は「ミシュラン・ビブグルマン」に選ばれているのだとか!

またクアラルンプールを訪れた際は、ぜひここに来たいと思いました。
時間がある方はぜひ行ってみてください!


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所在地:33A, Medan Imbi, Pudu, 55100 Kuala Lumpur, Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur, マレーシア
営業時間:7:30〜14:00
定休日:毎週水曜日
電話番号:+60128391911

 

*前回の記事*

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Writerこの記事をかいた人

まゆはん

まゆはん

おやじ居酒屋からガールズバーまで おんな酒場放浪記を地で行くお酒大好き女子が、結婚出産を経てフィールドを酒場からアウトドア界に変更! 
旦那と子供の心配をよそに、アウトドアグッズを揃えるため、今日もAmazonの空箱を積上げる!

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