2021.03.28

とことんコーヒー好き  コーヒーとドライブ

ライターでありながら、Blue leaf coffee代表の金子智が

BMWと調布LIFEに軸足をおいて、コーヒーの楽しさを読者と一緒に

発見していくコラムです。

水をめぐる旅

水で風味が変わるってそれはどうかなぁ

      • ある日、ふと思ったことがある。僕のコーヒーは美味い。それは、原料となるコーヒー豆(本来は豆ではなく種だが)に非常にこだわっているからだ。どこにこだわりがあるのかについては、とてつもなく長い説明書きになるので、おいおい書いていくことにして、今回はやめておこう。とわいえ、まぁ、ちょっとだけ説明すると、スペシャルティグレード以上のコーヒー豆であるということだ。それはそれは希少性が高く、とんでもなく美味しい。そして、比較的高価(とてつもなく高価なものもある)でもある。それ故に不味いなんてことはありえない。現実にこれまでに、僕が飲んできたものの中に、まずいと思ったコーヒーはひとつもなかった。ただし、原料が優れているだけではない。なぜなら、それをどう料理するかによって、素材の持つポテンシャルの引き出し方が変わるためだ。つまり、焙煎という非常に重要な工程が原料に与える作用が肝心で、この作業をいい加減に行うと、折角の持ち味をいかしきることはできない。

     

  • なんとも平凡な、あるいは、想像を絶する非凡なコーヒーの味を生み出してしまうのだ。おっといけない、この焙煎の話し、これもまたなが〜い説明となるため、今回はこのくらいに。

僕のコーヒー

      •  さて、本題はというと、そうそう僕のコーヒーは美味い。
      •  もしや、世界の中でも一番美味いのではないかと思うほどに美味い。
      • これは一度飲んでみなければわからないし、飲む人の趣味趣向なので、違うという人もいるはずだ。そんなに⁈ と思うなら、是非調布ショールームで味わってみて頂きたい。

  •  で、美味いのはいいのだが、先日、ある識者の方にこう言われた。コーヒーは水で風味が変わるよね。だから、今美味いと思っても、別の場所で淹れると大したことなかったりするんだよね。
  •  はっ⁉︎  そんなことがあるはずないだろう。美味いコーヒーは美味いんだよ。うぅ〜んでも待てよ、それほどキッパリというのなら、試してみようか。色々な水を使って、僕のコーヒーを飲んでみようじゃないか。

というわけで、しばらくこのコーナーで取り上げるテーマのひとつが水。なるべく全国の水源の水を汲み、それで飲んでみたいと思うけど、なかなか出向けない水源もあるので、できる限り多くの水源を訪ね、その水を使って淹れてみようと思う。

 

 

 

 

http://www.keiyu.co.jp/bmw/mailmagazine/149.html

 

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Writerこの記事をかいた人

金子 智

金子 智

自動車、ゴルフ、建築などをテーマにした雑誌、書籍の編集者として活動するなかで、スペシャルティコーヒーショップ「Blue leaf coffee」をオープン。以来、 コーヒー本来の風味を知っていただくために、各地へ出向き、楽しいイベントの開催なども行なっています。

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