2022.05.14

とことんコーヒー好き 12杯目

 

 

今年の東京の桜はいつもにまして奇麗でしたね。桜前線は北上して現在は釧路あたりかな。

来年も桜の樹の下で美味しいコーヒーとスイーツを楽しめるようになるといいなぁ。

 

心ざわめく季節、ん⁈ ざわめくというか、鼻がむずむずするなぁ〜

 

春を感じる時期っていうけれど、僕が春を感じるときってどんな時かなぁ〜⁇ と考えた。うぅ〜んまずは鼻がむずむずし始めて、くしゃみが出る時(^_^;)目もそうだけど、涙目になりやすくて、しょぼしょぼしてひどいときには目が開けられなかったりする>_<

花粉症というやつを初めて耳にしたのが確か25歳の時だった。スギの花粉がどこからか大量に風に載ってやってきて、鼻水、くしゃみ、涙目というような症状を引き起こし、さらに発熱、だるさなど風に似た症状となるということを聞いた。そんな馬鹿な、花粉がそんな症状を引き起こすわけないでしょう⁈ だって、僕の実家がある山形県なんかは、山に囲まれた盆地、田圃に囲まれているから周辺は稲だらけ。そこから花粉がやってくるとすれば、もうそれはそれは大変な量となり、鼻水やくしゃみやらで大変な思いをさせられながら生活していたはず。でもね、そんなことは全くなかった。だからそんな環境で育った僕にはきっと免疫があって、花粉症の症状なんか出るはずはない。花粉症とは縁遠いはず、そう信じていた。もちろん20代、30代は花粉症の症状なんか全く出なかったものだ。

ところが、40代になって、春になるとなんだか鼻がむずむずして、くしゃみが出る。目がしょぼしょぼし始めたのだ。げげッ(・・?)もしや、花粉症状⁇ いやいやそんなはずはない。絶対にありえない。だって僕は田舎生まれの田舎育ち。花粉の中で生きてきたのに、花粉アレルギーなんて起こすわけない‼︎ そう信じていた。しかし、年を追うごとにどんどんその症状がひどくなる。ある日、仕事で飛行機に乗ることになった。成田から約3時間、機内ではただひたすら鼻を抑える苦痛な時間を耐えたことを今でも覚えている。それから、春は花粉症との戦いの季節となった。しかもどんどんいろんな花粉に反応するようになった。よく聞く杉、檜、イネ、ヨモギ、ブタクサに反応するようで、3月から5月までの長期に渡ってその症状に悩まされることになった。田んぼの中で育ったのに、稲に反応してしまうとは……。あぁ〜春は嫌な季節、になったのだ(>_<)しかも、春を代表する国民的植物の桜。あの桜までもがその症状を引き起こすようになってしまった。もう僕はお花見もできない。だからかもしれないけど、桜の開花宣言がテレビのニュースで報じられ始めると、なんだか鼻がむずむずして(^ν^)春がやってきたなぁ〜という実感が湧いてくる。

 

さて、そんな春3月の26日、27日の2日間、調布店ではショールームオープン1周年記念イベントが開催されました。ここでなんと待望のパナマ・エスメラルダ農園産・ゲイシャ・プライベートコレクション・ウォッシュドというスペシャルティコーヒーが振る舞われましたねぇ〜\( ˆoˆ )/これはコーヒー好きにとっては、一大ニュースだよね。エッ嘘でしょ⁇ ゲイシャをサービスするなんて、アリエルの⁇ と何度も聞き直したくなるような出来事だ。下世話な話だけどね、だって今や世界一高価なコーヒーでしょ⁉︎ もちろん、高いだけじゃないよ、品質、風味ともにダントツに優れた世界ナンバーワン、とにかく突き抜けている‼︎ このコーヒー飲んだら、自分が持っているコーヒーに対するイメージとか味なんか吹っ飛びますよ。とにかくエモいわれぬ美味しさとはこのことだ。マンズマンズ、一生にいっぺんは飲んでみてぇ〜コーヒーだことはまづがいねぇ〜ぞぉ〜(^ν^)。いやいやコーヒー屋はじめてから12年、これまで幾度もゲイシャは販売してきたし、飲んできたけれども、今年のゲイシャは格段の美味しさだった。ちなみにゲイシャって芸者じゃないよ(⌒-⌒; )。コーヒーの品種の名前です。それはそれは素晴らしい珈琲なんだけど、説明すると大変なので、ここはやはりググって下さいσ(^_^;)。パナマ・エスメラルダ農園のゲイシャ・プライベートコレクションですよ。

 

そして、これに合わせて⁈ 好評のマイソウルスイーツシリーズでは、埼玉県さいたま市浦和の菓匠花見さんの銘菓「白鷺宝」が振る舞われました。このお菓子の由来はというと、その昔、浦和花見の二代目が、野田の鷺山の清らかな水辺にたたずむ鷺の麗しい姿に魅入られ「また来年も、この地で出会えるように」と想いをこめて作り上げられたのもの。白鷺の卵を型どりひとつひとつ丹念に手でつくられているのだそうです。どんな味か⁇ 残念ながら僕は食べることができなかったのでわかりませぇ〜ん>_<。というわけで、気になった方は、やはりググる⁈ ググっても味はわからないよね、埼玉までドライブを楽しみながら、ぜひ一度訪れてみて下さい。いやぁ〜それにしても、桜の樹の下で、ゲイシャを飲みながら白露宝をいただけるなんて、日本一幸せなひと時を過ごしてみたいですねぇ〜。

5月3・4日のGWイベントにも、なんとかゲイシャをお出しできました。飲めた人はラッキーでしたね。もしかしたら6~7月にも提供できるかもしれないので 興味のある人は調布LIFEをチェックしてくださいね。

 

菓匠花見 白鷺

合わせて読みたい!

Writerこの記事をかいた人

金子 智

金子 智

自動車、ゴルフ、建築などをテーマにした雑誌、書籍の編集者として活動するなかで、 コーヒー本来の風味を知っていただくために、各地へ出向き、楽しいイベントの開催なども行なっています。
神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎館で「珈琲サロン」を主宰している。

一覧へ戻る