2024.07.01

ツーリングでGOGO!!インドネシア生活を楽しもう!\インドネシアの伝統を学ぶ/バティック体験の魅力!Rumah Batik Jawa Timur

こんにちは!
インドネシアのスラバヤから日本へ最新情報を発信しているMayuhanです。

今回はインドネシアはジャワ島東部にある「Rumah Batik Jawa Timur」で、本格的なバティック体験をしてきました。

今日はその素晴らしい体験について、紹介したいと思います。

ぜひ最後まで読んでください!

 

Rumah Batik Jawa Timurについて

「Rumah Batik Jawa Timur(東ジャワバティックハウス)」は、インドネシアのジャワ島東部に位置するバティックの専門店で、地元の人々はもちろん、観光客にも大人気のスポットです。

店名の「Rumah」とはインドネシア語で「家」という意味がありますが、まさにここは「バティックの家」と呼べる場所です。

この店では、バティックの販売だけでなく、バティック製作の実演や、訪れた人たちが自分でバティックを作る体験もできます。店内には様々なパターンや色のバティックが並び、その美しさに目を奪われます。

それぞれのバティックには、それを作る職人の技術と情熱が感じられ、見ているだけでも楽しいですが、実際に体験するとその魅力はさらに深まります。

「Rumah Batik Jawa Timur」のスタッフはとてもフレンドリーで、バティックの歴史や文化についても教えてくれました。初めてバティックを体験する人でも安心して挑戦できるよう、丁寧に指導してくれるので、誰でも美しい作品を作ることができます。

 

バティック作りのステップ

バティック作りは、蝋染めの技術を用いて行います。

まず、布に鉛筆でデザインを描き、その上に溶かした蝋を専用の筆で塗っていきます。この蝋が固まると、蝋の着いた部分には染料が浸透しなくなります。

まゆはん
まゆはん
そして、布を染料に浸して色を付けていくわけですが、この過程がもうアート!

塗料が乾いたら布をお湯につけ、蝋を溶かし取り除きます。布が完全に乾いたら完成となります。

蝋を使用する際は、火傷に注意しなければいけません。実際の道具を用いて、使い方をしっかり伝授してもらいました。

 

生地にデザインを下書きしていく

デザインはスタッフが予め描いたものから選んでも良いですし、デザインリストから選んだものや自分がしたいデザイン(画像など)をその場でスタッフに書いてもらうことも可能です。

スタッフに頼むと、手慣れた手つきであっという間に綺麗な下書きを書いてくれるので、頼んでみるのはオススメです。

デザインは、自分の持っている生地に予め描いて持ち込むこともOKです。

生地が家にない場合は、その場で独自のデザインを描くのもOK。

今回わたしは時間があったので、好きなデザインをその場で描きました!私が好きなピーマンの絵です。

まゆはん
まゆはん
下書きの線を蝋でなぞっていくので、仕上がりは線の部分は白く色が付かないということになります。

それを頭に置いて下書きをすると、思い描いたデザインで仕上がると思います。

 

蝋染めのコツとは?

蝋を塗る工程は、実はかなり神経を使う作業でした。

まゆはん
まゆはん
バティックの模様を描く道具は複数ありますが、今回は基本の「トゥリス(手書き)」という手法で描きます。使うのは、「カンティング」という道具です。

カンティングは、木製の柄に注ぎ口のある小さなペンのような器具です。

蝋は上の大きな穴から入れ、ペンの角度によってペン先から出る蝋の量を調整します。

蝋が冷えて固まる速さ、塗る厚さによって、出来上がりの模様が大きく変わってくるから驚きです。だから、慎重に、でも大胆に蝋を塗る勇気も必要なんです。

このように全ての下書き部分に蝋をのせることができました。

見ての通り、蝋がペンからポタポタ垂れたり、変なところにはみ出たりしています。
初めてなのでこれぐらいの失敗はご愛嬌ということで、ここまでの出来には満足しています。

 

好きな塗料で染めていく

最後は、一番楽しい色つけの時間。

専用の塗料で塗っていきます。

まゆはん
まゆはん
この時に気づいたのは、蝋で描いた線がしっかりと繋がっていないと、そこから塗料が浸透して他の色と混ざってしまいます。

色を分けたい場合は、蝋の線はしっかりと繋げておく必要があります。

こんな感じで色付けまで終わったので、私たちがやることはここまでです。

わたしのピーマンの部分…蝋の線が繋がっていないところが多く、色が他の場所にも浸透していますが、実際乾くとどうなるのか楽しみです。

 

自分だけのバティックが完成!!

近所のカフェでお茶をしながら、バティックが乾くのを待っていると完成したバティックが届きました!

綺麗に包装して届いたのが好印象です。綺麗にできたらこのままお土産として誰かにプレゼントできそうです。

完成したバティックは、塗料を塗った直後の色から淡い色になります。

わたしのピーマンも、淡い色になって思っていた以上に良い仕上がりで、とても満足しています。

今回わたしの場合は、全体的に黄色や黄緑の薄い色を選んだのではみ出た塗料の部分や蝋の部分はそんなに悪目立ちませんでした!

 

 

アクセス


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所在地:Jl. Dukuh Bulak Banteng Tim. No.94, Bulak Banteng, Kec. Kenjeran, Surabaya, Jawa Timur 60127 インドネシア
営業時間:9:00-18:00
定休日:無し
公式Webサイト:
電話番号:+6287774712376

 

さいごに

今回のバティック体験は、ただの工芸体験ではなく、文化に触れ、自分で創造する喜びを感じる時間でした。

この作業を通じて、何時間も没頭することができるので、完成した時の達成感はひとしおです。自分でデザインし、色を選び、蝋で模様を描く。その全てが自分の手によるものだと思うと、感慨深いものがありますよね。

インドネシアに来たら是非「Rumah Batik Jawa Timur」で体験してみてください。この記事がぜひ参考になれば嬉しいです。

 

最後まで読んでいただき、Terima kasih!!

 

*前回の記事*

 

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Writerこの記事をかいた人

まゆはん

まゆはん

おやじ居酒屋からガールズバーまで おんな酒場放浪記を地で行くお酒大好き女子が、結婚出産を経てフィールドを酒場からアウトドア界に変更! 
旦那と子供の心配をよそに、アウトドアグッズを揃えるため、今日もAmazonの空箱を積上げる!

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