2021.09.11
BMWずかん118d M Sport 三鷹・調布の人気モデル
今回は 118d M Sportを所載します. 三鷹・調布地区でダントツの人気モデルです。
絶妙なサイズ感の5ドアハッチバックとディーゼルエンジンの組み合わせです。
どんな車なのでしょうか?
モデルの生産背景
F40型コンセプトスケッチ
F40型118i および M135 x-Driveに遅れて、X2 xDrive 18dに先行搭載されていたエンジンを搭載し、トルクフルなディーゼルらしいパフォーマンスを一段と向上させて2019年秋に日本に導入された。
F40型 1シリーズは、E87型・F20型の後輪駆動から前輪駆動に変更することによって、コンパクトセグメントユーザーに対し今までにない実用性の提供を目的のひとつとしています。また、新たな走行制御機能を実装することで変わらぬBMWの「駆けぬける歓び」の提供も実現しました。
5ドアハッチバックのラインナップの中で、本機は最新のディーゼル・エンジンを搭載することで、Ⅿsportのシャーシーと相まってトルクフルなディーゼルらしいパフォーマンスを一段と向上させています。また同時にCO2排出を先代モデル比で約5%改善するという意欲作ともなっています。
開発コードはF40 モデルコード7M92を冠する。
コンセプトスケッチ
2019年ロールアウトし、2世代続いたFRプラットフォームからFFプラットフォームに変更されたが、高出力モデル用の4輪駆動にも対応できるよう余裕のあるプラットフォームになっている。
BMWの車体番号は17桁で打刻されています。
上記参考例の118dは生産工場コードが’「7」ですので、ドイツ ライプチヒ工場製ということがわかります。
V,7はライプチヒ工場
E,J,P,5はレーゲンスブルグ工場
118d M Sportの基本スペック
118d M sport
C ピラーを細くすることにより、スポーティさを演出し、後方視界も向上している。
車体
フロントの意匠はより大きくなった一体型のキドニーグリル、LED ヘッドライトを標準装備し、ヘキサゴナル型のスモールライトデザインが採用されている。
Mスポーツである本機はより力強くなったフロントバンパーデザインとなっている。
新しいサイドデザインを取り入れた、スポーティかつスタイリッシュなフォルム。
ボンネットおよびテールゲートはアルミニウム素材が使用、フロントフェンダー・リヤフェンダー・ルーフには深絞り鋼、フロント・リヤドアにがベークハードニング鋼が使用されている。フロントバンパー部はサーモプラスチック、ルーフスポイラー部には熱硬化性プラスチックが採用され、前軸重890㎏、後軸重600㎏を実現し機敏なハンドリング特性を獲得した。
1シリーズでは初となるオートマチックテールゲートを装備、アルミ製テールゲートは、アウターパネルとインナーパネルがレーザー溶接されており、内部にアルミダイキャスト製の補強が入り、剛性と衝突安全性を向上させている。
新しいL字型テールライトデザインを採用 径90mmの2本出しのエキゾーストテールパイプを装備する。
BMW 伝統のL字型のテールライトを採用し、デイタイムランニングライトを採用することにより、美しいテールデザインを強調。
ダイナミクスと環境性能を両立するディーゼル・エンジン
B47C20U1
2リッターの直列4気筒ディーゼルエンジンが
フロントに横置搭載される。
B47C20U1はオーストリア シュタイヤー工場製
1シリーズとして初めて2ステージターボ・チャージャーを採用したB47Uエンジンは小さいターボを2つ装着することにより、少ない排気ガスでもタービンが回り、低回転域でもターボを効果的に使用します。
低回転ステージ 可変ジオメトリー・ターボによる レスポンスと低燃費を両立します
高回転ステージ マニフォールド直結で高回転域まで 圧倒的なパワーとトルクの伸びを実現します
ニードル・センサーの導入
第2世代のコモンレール・ダイレクト・インジェクション・システムであるB47C20U1エンジンには、ニードル・センサー通称NSCが備わった全く新しいソレノイド・バルブ・インジェクターが採用されてます。バルブ領域にあるNSCがより正確な燃料噴射を可能とし、精度の大幅な向上に寄与しました。これによってソレノイド・バルブ・インジェクターは、最大燃料噴射圧力が2200 barと従来と比較し約200bar増加し、燃料の微粒化が向上、排気ガスの残留物の少ないクリーンな燃焼を可能になりました。
オートマチックトランスミッション
アイシン社製8速オートマチックトランスミッションをベースにBMW仕様に製作されたGA8Q45FWを搭載。新型B型エンジンに対応したものとなっている。燃費性、シフト快適性の向上を獲得している。
トルクフルなB型エンジンに対応すべく、伝達可能トルクは450Nmを有する。変速比は2,666とし、兄弟機である218dグランクーペにも同型ミッションが搭載されている。
サスペンション
フロント・サスペンション形状はシングル・ジョイント・スプリング・ストラット式
リヤはマルチリンク式リヤ・サスペンションとなる。
118d M sportにはEDCなしスポーツサスペンションが装着され、ベーシックサスペンションより10 mm低められ、走行快適性がわずかに低下し、より硬めと感じられる。
40:20:40のスルーローデイングを標準装備しトランク容量は380ℓ。
エクステリア ハイライト
LEDヘッドライト
ヘキサゴナルの4灯LEDヘッドライトが標準装備される。
アドバンスド・パッケージオプションにてアダプティブLEDヘッドライトが選択可能
テールライト
運転支援
KAFASミディアムカメラが搭載されている。
従来型のKAFASモノカメラと比較して 対象物検知可能距離が拡張し同時に検知領域も拡大されている。また演算性能は上昇し、 暗闇での能力向上も獲得した。
標準装備される運転支援技術群
ドライビング・アシスト
ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)
トラフィック・サイン・アシスト(速度制限認識)
レーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)
レーン・チェンジ・ウォーニング
クロス・トラフィック・ウォーニング(リヤ)
前車接近警告機能
後車衝突警告機能
衝突回避・被害軽減ブレーキ
アクティブ・クルーズ・コントロール モデル図
パーキング・アシスト :
・PDC/パーク・ディスタンス・コントロール(フロント&リヤ、ビジュアル表示機能付)
・ パーキング・アシスト(並列・縦列)
・リヤ・ビュー・カメラ(予想進路表示機能付)
・リバース・アシスト/後退時ステアリング・アシスト機能
・アクティブPDC/パーク・ディスタンス・コントロール
リバースアシスト動画
パーキングアシスト動画
M sport ハイライト
キドニー・グリル アルミニウム・サテン・バー
BMW Individual ハイグロス・シャドー・ライン
M ライト・アロイ・ホイール・ダブルスポーク・スタイリング 819M
8J×18ホイール+225/40R18タイヤ
電動フロントスポーツ・シート(運転席メモリー機能付)
フロント・ランバー・サポート
マルチファンクション M スポーツ・レザー・ステアリング・ホイール
118dはスポーツATの設定がない為パドルシフトはオミットされる
パッケージオプション
iDriveナビゲーション・パッケージ 249,000円
● BMWライブ・コックピット
(10.25インチ マルチ・ディスプレイ・メーター・パネル、
10.25インチ ワイド・コントロール・ディスプレイ
〔タッチ・パネル機能付〕、
HDDナビゲーション・システム〔VICS 3メディア対応〕)
● BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント
(AI音声会話システム)
● ITSスポット対応DSRC車載器(ルーム・ミラー内蔵、ETC機能付)
● BMWコネクテッド・ドライブ・プロフェッショナル
(USBナビ・アップデート〔3年間〕、Apple CarPlayプレパレーション)
Apple Car Play
M スポーツ・プラス・パッケージ 217,000円
● M スポーツ・シート
※ クロス・トリゴン/アルカンタラ・コンビネーション・シートが装備されます。
● M シートベルト
● M リヤ・スポイラー
● M スポーツ・ブレーキ
● 18インチ M ライト・アロイ・ホイール Vスポーク・スタイリング 554M
8J×18ホイール+225/40R18タイヤ
M スポーツ・シート
M スポーツ・ブレーキ
M ライト・アロイ・ホイール Vスポーク・スタイリング 554M
8J×18ホイール+225/40R18タイヤ
アドバンスド・パッケージ 285,000円
● アダプティブLEDヘッドライト
● BMWジェスチャー・コントロール
● BMWヘッドアップ・ディスプレイ
アダプティブLEDヘッドライト
コーナーに進入した際に角度を自動制御し、車が曲がる方向を照射して安全性を高めます。さらに左折、右折時にはLED
コーナリング・ライトが点灯し、横方向を明るく照らします。
ヘッド・アップ・ディスプレイは、航空機用に開発された安全技術で2000年に入りその技術が自動車に転用され始めた。BMWが実装を開始したのは2006年のX5からで、コックピットコンセプトを重視するBMWは、ヘッド・アップ・ディスプレイを搭載することで、218dグランクーペの安全性を進化させた。
高輝度のRGBLEDを使用したフルカラーの1.8インチ画像が、ドライバーの視線上に投影され、ナビゲーション、ACCの情報などを視差なく得ることができ、安全で快適なドライビングを実現している。
プラス・パッケージ 378,000円
● フロント・ランバー・サポート
● フロント・シート・ヒーティング
● パーフォレーテッド・ダコタ・レザー・シート
● HiFiスピーカー・システム
● 電動パノラマ・ガラス・サンルーフ(チルト&スライド)
電動パノラマ・ガラス・サンルーフ
1シリーズでは初めての搭載となる
ストレージ・パッケージ 50,000円
● ラゲージ・コンパートメント・ネット
● ラゲージ・コンパートメント・パッケージ
● ストレージ・コンパートメント・パッケージ
単体オプション
メタリックペイント
300アルピンホワイト以外はメタリック塗装で
オプション 80,000円
ストーム・ベイメタリックは 160,000円
マストオプションはどれか?
118d M sportはIDriveナビゲーション・パッケージはオプション選択となります。価格は249,000円也
パッケージにはナビだけではなくETCや情報を視覚的に伝えてくれる液晶モニターやAI音声会話システム、Apple Car Play対応など拡張性のある機能が多く含まれており、個々の機能は現在では必須ともいえる装備ばかりであるため日本で販売される車両にはほぼ装着されているのが現状です。
M スポーツ・プラス・パッケージ 217,000円
Ⅿスポーツでも十分すぎる装備構成となっていますが、Ⅿスポーツブレーキを付けるつもりで購入していただければ、ホイールとシートとリヤスポイラーとMシートベルトがオマケでついてくる的な、なんともコストパフォーマンスの良い構成だと思います。
M リヤ・スポイラー
今しか楽しめないかも!? トルクフルな前輪駆動の野心作
本機118d M sportは、350Nmを発生するB47C20U1エンジンに注目です。FFモデル中では最大値のエンジンをコンパクトボディに詰めこんだ本機はxDriveに頼らないで、20年のMINIでの前輪駆動製造のノウハウや新機軸のひとつである連続ホイールスリップ制御(ARB)を用いて高次元に制御されたドライビングダイナミクスを追求しています。ARBは本来i3のモーターユニットにむけて開発された制御システムで決してDCSの廉価システムではありません。これからのBMWのドライビングダイナミクスの基軸と制御システムです。この最新技術を惜しげもなくコンパクトモデルに投入し前輪駆動をきちんと楽しむことのできる。BMWが提案する新たな駆け抜ける歓びを体感いただける1台になると思います。128tiが日本市場に投入される見込みが低い中で、ラインナップ中パワフルなFFハッチバックBMWを楽しむ唯一のモデルなのです。
三鷹・調布オリジナルチャート
なかま
M135i xDrive
;
BMWずかん X7 40d Design Pure Excellence
今回は、X7 40d Design Pure Excellence を取り上げます。 圧倒的な存在感を放つ、至高のラグジュアリーSAV。 X7はどんな個性や魅力に包まれているのか。 ご説明いたします...
picturebook | 2022.3.12
BMWずかん 330e
今回は、330e M Sport を取り上げます。 街中でも1番見かける3シリーズ。 サイズ、パワー、スペック。すべてを掛け合わせても多くの人から選ばれ続ける理由がある、不動の人気を博してきた1台でし...
picturebook | 2021.11.19
BMWずかん X2 xDrive 20d M Sport X ACTIVEV PACAGE 立体駐車場に入れるコンパクトSAV
Contents 今回はX2 xDrive20d M Sport X ACTIVEV PACAGEを所載しますモデルの生産背景X2 xDrive20d M Sport X ACTIVEV PACA...
picturebook | 2021.10.16
BMWずかん M235i xDrive グランクーペ
Contents 今回はM235i xDrive GRAN COUPÉを所載します。4ドアクーペとMパフォーマンスエンジンの組み合わせです。どんな車なのでしょうか?モデルの生産背景M...
picturebook | 2021.7.24
BMWずかん 318i M Sport
今回は、318i M Sport を取り上げます。 街中でも1番見かける3シリーズ。 サイズ、パワー、スペック。すべてを掛け合わせても多くの人から選ばれ続ける理由がある、不動の人気を博してきた1台でし...
picturebook | 2021.7.10