2025.03.03

ツーリングでGOGO!!BMWででかけよう!【徳島県徳島市】アオサギが集まる洋館!?三河家住宅

こんにちは、Mayuhanです!

今回は、徳島県徳島市富田浜にある歴史的建造物、「三河家住宅」に訪れた時のことを紹介したいと思います。

四国には数多くの歴史的建造物がありますが、この洋館は特に異彩を放つ存在。重要文化財に指定されています。

しかし、この建物がただの歴史的な洋館で終わらないのは、もう一つの特徴があるから。それは、なぜかアオサギが集まる場所であるということ!

屋根の上や庭の木々に、じっと佇むアオサギたち。その姿はどこか神秘的で、まるでこの建物を見守っているかのようでした。

そんな「三河家住宅」の魅力や、不思議な雰囲気をたっぷりとご紹介します!

三河家住宅とは?

「三河家住宅」は、昭和3年ごろに建てられた美しい洋館で、もともとは産婦人科病院を開院していた医学博士三河義行氏が建てた自邸です。

四国では珍しい本格的な西洋建築で、アーチ型の窓、装飾の施されたバルコニーなど、まるで異国の邸宅のような佇まいをしています。

徳島の中心部に位置しながらも、この一角だけ時間が止まったかのような雰囲気。建築様式には異国の影響が色濃く見られ、当時の徳島の繁栄ぶりや文化的な交流の深さを感じることができます。

また、重要文化財に指定されていることからも、その歴史的価値の高さがうかがえます。徳島の街並みの中にありながら、異国情緒あふれるこの建物は、まさに「隠れた名所」といった感じでした。

 

三河家住宅の中庭

「三河家住宅」に入ると、まず目に飛び込んでくるのが美しく整えられた中庭でした。

石畳の小道やユニークな形の石、手入れの行き届いた庭木が並ぶこの場所は、独特な雰囲気を持っています。

まゆはん
まゆはん
産婦人科だった当時、この中庭で患者さんたちが過ごしていたのかもしれませんね。

 

三河家住宅の内部

「三河家住宅」の内部には、なんとビリヤード室があったそうです。西洋の邸宅にはよくある設備ですが、四国の歴史的建造物でこのような部屋があるのは珍しく、当時のオーナーのこだわりが感じられます。

さらに、個性的なバスルームもあるとのこと。クラシックなタイル張りの浴室で、大きなバスタブが特徴的だそうです。

しかし、今回は残念ながら建物の内部に入ることはできませんでした。

次回はぜひ内部の見学ができる日を狙って、実際にビリヤード室やバスルームの雰囲気を体験してみたいと思います。

三河家住宅の不思議な倉庫

敷地の周りを歩いていると、変わった形の大きな岩の倉庫のような建物が目に入りました。

これがまた独特で、まるで自然の岩をそのまま加工したかのような異様な形をしています。

横から見るとこのように敷地から岩がはみ出しているように見えます!

まゆはん
まゆはん
これ一体どうなってるの!?とビックリ。

普通の倉庫とは明らかに違う雰囲気。このデザインの意図がよくわからず、まるで異世界の遺跡のような印象を受けました。用途についてもはっきりとは分かりませんが、歴史的な建造物の一部として、この場所の個性的な魅力をさらに引き立てていました。

 

屋根の上のアオサギ

見学中ふと隣の建物に目をやると、アオサギが並んでとまっているのが見えました。たくさんのアオサギがまるでこの建物を見守るかのような姿でした。

静かに佇むその様子は、どこか神秘的でありながらも、不気味な雰囲気を漂わせていました。

この光景を見て、ふとジブリ映画「君たちはどう生きるか」のシーンを思い出しました。

映画の中には、謎に包まれた不思議な塔が登場し、そこに現れるのが“アオサギ”という鳥でした。まさに、ここ「三河家住宅」もまた、四国にある歴史的な洋館であり、どこか異世界へと繋がっているかのような雰囲気を感じます。そしてこのアオサギの存在も、映画のアオサギと重なる部分があり、なんとも言えない不思議な気分にさせられました。

ちなみにアオサギは、もともと川や湖などの水辺を好む鳥です。「三河家住宅」のすぐ前には新町川が流れており、豊かな水辺環境があることでアオサギたちを引き寄せているのかもしれません。普段は川辺で魚を狙いながら、休憩場所としてこの建物の屋根を利用しているのでしょう。

まゆはん
まゆはん
もしかすると、長い歴史の中で、この建物とアオサギには特別な縁ができたのかもしれませんね。

アクセス


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所在地:〒770-0931 徳島県徳島市富田浜4丁目7
電話番号:0886215178

 

さいごに

今回訪れた「三河家住宅」は、単なる歴史的建造物ではなく、個性的な魅力がたくさん詰まった場所でした。

重要文化財に指定されている美しい洋館でありながら、かつて産婦人科として使われていたという背景もあり、当時の暮らしを想像しながら楽しむことができます。

そして、なぜかアオサギが集まる不思議な場所。歴史的な洋館と静かにたたずむアオサギたちが作り出す光景は、まるで物語の世界に迷い込んだような感覚にさせてくれました。

次回はぜひ内部の見学ができる日に訪れ、さらに深く「三河家住宅」の歴史に触れてみたいと思います。徳島を訪れる際には、ぜひこのアオサギが見守る歴史的な洋館を訪れてみてください!

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

 

*前回の記事*

 

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Writerこの記事をかいた人

まゆはん

まゆはん

おやじ居酒屋からガールズバーまで おんな酒場放浪記を地で行くお酒大好き女子が、結婚出産を経てフィールドを酒場からアウトドア界に変更! 
旦那と子供の心配をよそに、アウトドアグッズを揃えるため、今日もAmazonの空箱を積上げる!

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