2022.06.11

とことんコーヒー好き 13杯目

テレワークという働き方が広まって以来、自宅で美味しいコーヒーを淹れて飲もうという人が急増した。皆さんはどんな道具を使って、どんな淹れ方をしているのだろうか? コーヒーって道具や淹れ方次第で風味は格段に変わるものだからね。

 

 

もしかすると僕がハンドドリップするコーヒーって世界最高の風味を引き出しているのか⁇

 

勘違いとか、思い込みなんかで、たまにそうではないことをそうと信じてしまうことってあるよね。僕がコーヒーを淹れていてこれまでに幾度も言われてきたのは、金子さんが淹れるコーヒーと自分で淹れて飲んだコーヒーとの味の差がありすぎて、その同じコーヒー豆を買って飲んでもあまり美味しくないのよね〜(⌒-⌒; )。もちろん、コーヒー豆は僕のものを買ってもらい、ハンドドリップのやり方も細かく説明している。自宅でそれと同じようにして淹れているとのことだ。それでも満足のいくコーヒーに仕上げることはできないというではないか。しかも、淹れる度毎に味は変わり、まったく安定しない。というわけで、そういう人のほとんどは、僕のコーヒー豆をリピートして買ってくれることがない。゚(゚´Д`゚)゚。な、な、なんということでしょう、このままではコーヒー豆の販売数がぜんぜん上がらない。ということは資金が調達できず、事業は失敗ということになってしまうのね。うぅ〜ん、これは対策を考えなければならない。頭を悩ます……⁈ うぅ〜ん、それにしても美味しすぎるコーヒーを出すことがこんなに自分を苦しめるとは思ってもいなかった。いっそのこと逆転の発想で、不味いコーヒーを淹れて、自宅で自分で淹れた方が美味しいと思わせた方が、商売的には成功するのかもしれないなぁ〜(⌒-⌒; )。なんて馬鹿なことを考えてみたりもするが、それにしても、自分で飲んでも自分のコーヒーが一番美味しいと思うのだから、これはどうにもならないね。これまでに、東京、神奈川、京都、山形、千葉、静岡、群馬、栃木、埼玉、山梨、長野……。スペシャルティコーヒーショップがあると知れば、方々へと出かけて飲んでみたけど、すんません、どうやっても僕のコーヒーが、一番美味しいです。

さて、そうなると、どうしてうまく淹れられないか⁇ を考えてみることにした。ハンドドリップでは、僕の域に到達するのは難しいのかもしれないね。使っている道具、一杯ごとのコーヒー原料の量、お湯の温度、注ぎ方、注ぐ速度やお湯の流速などを解析すると、言葉や数字では表現できない、超感覚の部分が多い。なにしろコーヒーとの向き合い方が違う。研ぎ澄まされた感覚で、どうすればこの一杯が最高のコーヒーに仕上がるかを常に考えている。あまり深く話すと変態とか、オタクと言われるので、この辺でやめておくけど、しかし、オタクという精神は持ち合わせている。ただしこれは、好きなことや、興味のあるものを深く探求するという意味でのオタクだぞ。オタクといえば、あの世界的に有名なイタリアンのシェフ、奧田政行氏も同じで、彼もオタクと認めているし、僕のこともそうれと認めている。言葉を変えれば探求者とか、研究者とかだろうね。まぁそのオタク論についてはまた今度書かせてもらうとして。話の軌道修正して、ここからは、コーヒーを常に安定した風味で淹れて飲むことを求めるという人たちに向けた新しいプロジェクトをご紹介しよう。

それが「おうちcafe」プロジェクトだ。まずは自宅のどこかにコーヒーコーナーを設ける。それでまずは気合いを入れる。その後ハンドドリップに必要なフィルター、ペーパーフィルター、ミル、スケール、ポットを買い揃える。そして僕のコーヒー豆を購入する。これでハンドドリップの準備は完了。簡単でしょ⁈ その後、美味しく淹れるためのポイントとなる、コーヒーの淹れ方セミナーを受けるのがいいと思う。セミナーやワークショップは僕がディレクターをしている、バイカーズパラダイス南箱根、または茅ヶ崎館珈琲サロンで開催しているのでそちらに参加してね。そこで一度レクチャーを受けたらあとは実践あるのみ。毎日淹れることで常に安定した美味しいコーヒーを自宅でも手軽に楽しむことができるというわけ。ね、凄く簡単でしょ⁇

さらに、これまで僕は、コーヒーメーカーというもので美味しいコーヒーが淹れられるはずがないと考えていたのだが、このほどメリタより発売されたアロマフレッシュなるマシンが優れていると聞き、一度使ってみることにした。原料と水、ペーパーをセットしてボタンを押すだけ。自動で挽いて抽出してくれるという最近流行りの全自動コーヒーマシンだね。その中でも最も優れたマシンとお見受けするところがミル、臼歯が使われている本格派だ。そして抽出方法。よく考えられているねぇ〜(^ν^)。これはほんっとに便利\(^-^)/。それにマシンなので、味のばらつきはなし。こんなに褒めていいのか⁇ メリタの回し者になってしまったの⁇ と思われるかもしれないけど、そんなことはない。便利でいいとは言いましたが、美味しさで比べたら、ハンドドリップがダントツに美味しいから\(^o^)/これはもう雲泥の差ってぐらいに違うよ。ほんと。だけど、使い分けるのも良いんじゃないかという提案ね。ちょっと疲れた時のハンドドリップ面倒だな、けど美味しいコーヒーが飲みたいという人に、そのひとつの選択肢の中に入れるなら、マシンはメリタのアロマフレッシュがおすすめできますよ、ということ。こちらも飲み比べ会もやっているので是非参加してね。

えぇ〜結果としてはやはり僕のハンドドリップはまさに神業。そうかぁ、僕が淹れるコーヒーってそんなに美味しいのかぁ〜ということだね(^O^)。

 

さて、話は変わって6月18日、19日の2日間、調布店で、なんと、三度、あの、超希少な、パナマ・エスメラルダ農園産・ゲイシャ・プライベートコレクション・ウォッシュドというスペシャルティコーヒーが提供されます:(;゙゚’ω゚’):

これは世界中のコーヒーファンが放っておけない重大ニュースなのです。今年の初めに奧田正行シェフの新店舗「イリエスケープ」にて行なったコーヒーのイベントで、このゲイシャに関する蘊蓄を延々と2時間も解説したところ、そんなコーヒーがあるなんて初めて知った‼︎ どうしても飲んでみたい‼︎ どうやれば飲める⁉︎ なんとしても飲んでみたいということになった。それはそうとコーヒーがフルーツだってことから知らない人が多すぎ(;゜0゜)。皆さんコーヒーは豆を生産しているわけではないですよ、コーヒーはさくらんぼに似た赤い実のフルーツ。その中の種子を取り出して焙煎したものがコーヒーの原料なんです。だから、コーヒーはフルーティな風味を持っている飲み物なんですよ。ゲイシャはそのフルーツ感が最も際立って感じられるコーヒーでもあります。是非この機会に真のコーヒーの風味を体感してください。

パナマ・エスメラルダ農園のゲイシャ・プライベートコレクションですよ。

Writerこの記事をかいた人

金子 智

金子 智

自動車、ゴルフ、建築などをテーマにした雑誌、書籍の編集者として活動するなかで、 コーヒー本来の風味を知っていただくために、各地へ出向き、楽しいイベントの開催なども行なっています。
神奈川県茅ヶ崎市の茅ヶ崎館で「珈琲サロン」を主宰している。

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