2021.11.19
BMWずかん 330e
今回は、330e M Sport を取り上げます。
街中でも1番見かける3シリーズ。
サイズ、パワー、スペック。すべてを掛け合わせても多くの人から選ばれ続ける理由がある、不動の人気を博してきた1台でしょう。
”多くのドライバーにとって、BMW3シリーズは究極のBMWであり、ブランドの顔でもあります。”
エイドリアン・ファン・ホーイドンク (BMWグループ・デザイン本部長)
その中でも、特徴的な330eは、3シリーズのプラグイン・ハイブリッドモデル。
2面性を持つ機能的な330eは、適材適所で便利に活用でき、また、これからの電気自動車への未来の懸け橋ともなっていくでしょう。
現在、BMW調布には、318iセダンと、320dxDriveツーリング、330e の3種類の3シリーズを試乗車としてご用意してます。
今回は特殊な330eについて深堀りしていきたいと思います。
「Smart Alternative (賢い選択肢)」モデルの330e。
スポーツセダンの代表選手であり、BMWの主力モデルでもある3シリーズ。
その歴史も長く、1975年 初代E21から始まり現行モデルG20は7代目となります。
1975年~1983年 1983年~1990年
E21 第1世代 E30 第2世代
1991年~1998年 1998年~2005年
E36 第3世代 E46 第4世代
2005年~2012年 2012年~2019年
E90 第5世代 F30 第6世代
2019年~
G20 第7世代
330e いわゆるプラグイン・ハイブリッドモデルは、F30=第6世代の3シリーズから登場しました。
通勤など日常使用に十分なEV走行距離(約58km)を実現。
扱いやすい直列4気筒エンジンに新型リチウムイオン・バッテリー駆動モーターを併せて最大出力294馬力を発揮します。
そして、現在の新型BMW3シリーズは、”ゆるぎない、世界のスポーツ・セダン・ベンチマーク”として「走り」だけでなく、「スタイル・質感」および「革新技術・安全」の全ての領域においても大幅な進化を実現しています。
先代モデルには
- ブルーバー付きキドニー・グリル
- ブルーホイールセンターキャップ
- フロントフェンダーの”i”バッジ
- Cピラーの”eDrive”ロゴ
が付いており、外装デザインでプラグイン・ハイブリッドモデルとの見分けが分かりやすかったですが、
新型モデルからは、標準の3シリーズとの外観の差別化が最小限となりました。
330e M Sport ¥6,250,000
330eの【キャラクター】(デザインライン)はM Sportのみとなっております。
ボディタイプは、ツーリングワゴンは無く、セダンのみです。
プラグイン・ハイブリッドって?
プラグイン・ハイブリッドとは、ハイブリッドが自車の中で発電された電気のみを使用するのに対して、やや大型のバッテリーを搭載し、自宅や公共の充電施設を使って充電することを可能としたハイブリッドのことを言います。
ハイブリッドとプラグイン・ハイブリッドの最大の違いは電動での走行距離にあります。ハイブリッドはバッテリー容量が小さい為、あくまでもモーターはエンジンの補助として使用されることが多く、モーターだけで走ることのできる距離が短いですが、プラグイン・ハイブリッドは日常の通勤や買い物程度であればほぼ電動のみで走り切ることができるため、燃料消費が少なくて済みます。
また、エンジンを持たない電気自動車は充電器が必須ですが、プラグイン・ハイブリッドは自車の中で発電が可能なので、充電ができない状況でもガソリンエンジンで走行しながら充電を行うことが可能です。
【EV】
メリット
- 毎日の通勤や日常使いの走行距離が約58kmにおさまる場合は、電気走行でECOかつ燃費よく走れる。
- 週末のお出かけ時など、長距離運転の時にはガソリン走行も出来る。
- 以上の2点の使い分けができる。【=賢い選択肢】
- 通常のパワーに加え、電気モーターがアシストしてくれるので加速が良い。
デメリット
- 充電を要する。
以上のように、状況に応じてベストな使い分けをすると、ECOかつ燃費良く走れる優秀なお車なのです。
勿論、走行においても、電気モーターのアシストによるパワーは迫力満点です。
330e の基本スペック
先代よりもよりワイド(2.5cm)に、よりロング(7cm)に、そして低重心化(-1cm)に進化した3シリーズは、理想的な重量配分50:50も実現した、究極のFRです。
エクステリア
-新世代のBMWデザイン・コンセプトを採用し、スポーティーながらも洗練された美しいボディ・スタイリングに進化-
【フロント】
キドニー・グリル(シャーク・ノーズ)
たとえエンブレム無しでもグリルだけでBMWと分かる最大の特徴です。
ワイドに、立体的になって路上の存在感が際立つ新デザイン
キドニー・グリルの開口部にはアクティブ・エア・ストリームを標準装備し、停車時にも高品質な佇まいを実現しています。
≪アクティブエアストリーム≫
通常は空気抵抗を低減するために閉じていますが、エンジンやブレーキを冷やすときには自動的に開きます。空気の流入を抑制することで、エアロダイナミクスと燃料消費量の両方を最適化することができます。
ボンネット
先端にバンパーの切り欠き部を無くし、のびやかなプレス・ラインが映えるエレガントなボンネット
バンパー
更に立体感を増した、ダイナミックなM Sportバンパー
StandardとM Sportとの見分けを付けるポイントにもなります。
ライト下部を分割するデザインはE46のオマージュです。
【サイド】
ボディ下部から、リア・タイヤに向けてキック・アップするラインがFRらしいスポーティー感を主張
Cピラーのホフマイスター・キンク
ウィンドウ・モールディングをドア側に移し、ホフマイスター・キンクをボディ側に残すことで、美しくボディと一体化。
【リヤ】
トレッドが先代より2.1cm拡大し、ワイドに。
デュアル・エキゾースト・パイプ標準装備
L字型テールライト
【ボディカラー】
ボディカラーは、5種類からお選びいただけます。
- アルピン・ホワイト
- ミネラル・ホワイト
- ミネラル・グレー
- ブラック・サファイア
- ポルティマオ・ブルー(M Sport限定)
(メルボルン・レッドはStandard限定色)
3シリーズから、BMW Individualの設定が可能となります。
Individualボディカラーは以下からお選びいただけます。
- タンザナイト・ブルー
- オキサイド・グレー
- ドラバイト・グレー
- シトリン・ブラック
- ブリリアント・ホワイト
(フローズン・ダーク・グレーはM340i限定色)
充電口フラップ
充電口は、車両左前サイドにございます。
インテリア
BMWライブ・コックピット(全車標準)
フルディスプレイのiDrive7搭載により、先進のドライビング体験を約束します。
12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルには、メーター表示を両脇にセットすることで、センター部分にも情報を映し出すことができ、ドライビングの利便性・快適性を向上させました。
10.25インチのワイド・コントロール・ディスプレイはタッチ機能付きなので、場面に応じてさくさくと操作でき、とても便利になっています。
ドライバープロファイル機能の充実度も上がり、より快適なオーナー気分を味わえるでしょう。
AppleCarPlay(全車標準)
アンビエント・ライト
6色11パターンのカラー展開があるアンビエント・ライトはM Sportに標準装備。
夜間のドライブはこのおかげでぐっと気分が高まりますよ。
シート
330e M Sport は、アルカンタラとセンサテックのコンビネーションシート(上写真)が標準装備となり、
パッケージオプションにて”ヴァーネスカ・レザー・シート”を装着可能です。
《上》アルカンタラセンサテックコンビネーションシート
《下》ヴァーネスカレザーシート
ヴァーネスカレザーシートは下記のカラーが設定ございます。
上から
- ブラック
- モカ(2021/11/12 現在 廃止)
- コニャック(M Sport/M340i のみ)
- オイスター(M Sport/M340i のみ)
- キャンベラベージュ(Standardのみ)
トリム
アルミニウム・テトラゴン・トリム/パール・クローム・ハイライト《写真左から2番目》が標準装備となり、
パッケージオプションにて”アッシュ・グレー・ブラウン・ファインウッド・インテリア・トリム/パール・クローム・ハイライト”《写真左》をレザーシートとセットで装着可能です。
右の2種類はStandard専用となっております。
3ゾーン・フルオート・エアコン(標準装備)
運転席・助手席だけでなく、リヤシートも個別にエアコン調整ができます。
スルー・ローディング・システム(40:20:40分割可倒式リヤ・シート)(標準装備)
3分割にアレンジが効く可倒式リヤシートは、長物を入れても4人座ることが出来る便利さ!
オートマチックテールゲートオペレーション(コンフォートパッケージ)
両手が塞がっていても、脚をトランク下にかざすだけでオープン/クローズが出来る便利な機能です。
ワイヤレス・チャージング
置くだけ充電。
アコースティック・ガラス
静音ガラスが、フロントガラスに標準装備となります。
受注生産オプションのサウンドパッケージにて、フロントサイドガラスをアコースティックガラスに変えることができます。
パフォーマンス
【ディメンション】
新型シャシーによって、よりスポーティに、よりダイナミックに、より快適に、を実現する理想的なディメンション。
★ホイールベース
2850mm
先代比プラス4cm
★低重心化
先代比-1cm
★全長
4715mm
先代比プラス7cm
★全幅
1825mm
先代比プラス2.5cm
★理想的な前後重量配分
50:50
【軽量化】
サスペンションの更なる進化と約55kgの軽量化により、セダンの常識を超えたダイレクト且つ俊敏な走りを実現。
総重量
先代比ー55kg
軽量/高剛性
高張力鋼板をキャビン/センター・トンネル等、広範囲に使用し、軽量且つ剛性の高いボディを実現しています。
ピンク:熱間成形鋼
オレンジ:多相鋼
グリーン:高張力鋼板
-22kg
アルミ材をボンネットだけではなく、フロント・フェンダーにも使用し軽量化することで、更なる軽快なハンドリングを実現しています。
-15kg
エンジン/サスペンションを支える構造部材に高剛性アルミ・ダイキャストを使用し、ダイレクトなハンドリングを実現しています。
*アルミ材と鋼板とを高い技術で結合 → ボディ剛性・衝突安全性・軽量化全てにおいて理想的な構造に。
フロント部ボディ剛性 +25%
【ハンドリング】
新型ダンパーを全車標準で採用。
荒れた路面でもしなやかに感応し、常に高いロード・ホールディング性能と乗り心地を実現しています。
通常ストロークに対し、リバウンド・ストロークが約17mm以上になると、コントロール・リングがテーパー上のスリーブ内を移動し、徐々にリングとスリープ間を抜けていくオイル量が減少することで、減衰力が発生し、スムーズにストップ位置に到達します。
エンジン
318iや320iと同様の直列4気筒DOHCガソリンエンジン【B48B20A】が搭載されています。
330eはそこに電気モーターのアシストが加わることにより、システム・トータルでのスペックはぐっと上がります。
馬力:184ps 【システム・トータル最高出力:292ps 】
トルク:300Nm 【システム・トータル最大トルク:420Nm】
0-100 km/h 加速は5.9秒。
電気モーター
型式 | P251 |
種類 | 交流同期電動機 |
定格出力 | 55kW〔75ps〕 |
最高出力 | 83kW〔113ps〕/3,170 rpm |
最大トルク | 250Nm〔25.5kgm〕/3,170 rpm |
ハイ・ボルテージ・リチウムイオン・バッテリー(Updated cell generation 4.0)搭載。
先代と比べ、バッテリー容量(ネット)は、10.8kWh(34Ah)にUPし、プラグインレンジ(EV走行距離)も36.8km(JC08)から57.2km(JC08)にUPしています。
約50%拡大!
電動走行時最高速度
HYBRIDモード:110km/h (先代 70km/h)
MAX eDRIVEモード:140km/h (先代 120km/h)
ドライブトレーン
(左)現行 (右)先代
バッテリー位置
先代モデル:リアアクスル上~トランク直下に配置
新型モデル:リアアクスル前に移動
燃料タンク
先代モデル:リアアクスル前に配置
新型モデル:燃料タンクを小型・薄型専用設計にしてリアアクスル上に配置
Point
より重いバッテリーをホイールベース内に移し、さらに低く設置することで、低重心化及び最適重量配分を実現しています(50:50)。
3シリーズの軽量化と低重心化と相まって、プラグイン・ハイブリッド性能を向上しつつも重量増を抑え、より優れたドライバビリティ(パフォ―マンス・安全性)を実現しています。
トランスミッション
~高効率の8速ATが更に進化~
レシオ・カバレッジを拡大し、エンジンとの高い協調制御によるダイレクトな走りはそのままに、約2.5%の燃費低減効果でレスポンスと低燃費を両立させています。
★緻密な制御がしやすい8速AT
★内部抵抗の少ない構造を改善し、エンジン・トルク伝達時の機械(摩擦)損失を2/3に低減。
【バリアブルスポーツステアリング】(Option)
ステアリング・ホイールの曲がる角度により、ステアリング・ギヤ・レシオを連続的に変化させます。ステアリング・ホイールを大きく切り込んでいる時は、ステアリング操作に対する前輪の切れ角は大きくなり、中立付近では、ステアリング操作に対する前輪の切れ角は小さくなります。
ー特長ー
〇的確なステアリングによる、卓越した直進性と、スポーティで直接的なステアリング反応。
〇直感的な操作量でも、常に快適かつ安全なハンドリング。
〇駐車時の取り回しが容易になると同時に、シャープなコーナーでの俊敏性が向上。
詳しくはこちらの記事をご覧ください★
セーフティ
最先端安全技術『ドライビング・アシスト・プロフェッショナル』標準装備
-内容————————————————————————————
〇衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)
〇レーン・ディパーチャー・ウォーニング(アクティブ・サイド・コリジョン・プロテクション機能付)
〇アクティブ・クルーズ・コントロール(ステアリング&レーン・コントロール・アシスト機能付)
〇レーン・チェンジ・ウォーニング(ステアリング・アシスト機能付)
〇後車衝突警告機能(リアCPA)(クロス・トラフィック・ウォーニング機能付)
BMWはドライバーの主体的な認知・判断を尊重し、過度な介入よりも不測事態への対応を重視しています。
アクティブ・クルーズ・コントロール
ブレーキ作動付きのレーダーを利用した接近コントロール警告を含むACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)は、ドライバーをつねに効果的にサポートします。レーダー・センサーがたえず道路を走査し、クルマの速度を調整して前車との距離を維持します。再び道路がすくと、システムが自動的に加速させます。
G20からの3眼カメラ採用により、より中長距離・高角度の認識が可能になり、さらに正確さが増しました。また、ACC起動時のレーンキーピング機能に加え、高速道路渋滞時のハンズオフアシストが実現しました。
3眼カメラ × EyeQ4
以前、記事でもご紹介したことがありますが、精度の高い3眼カメラこそが、その最高クラスの先進安全技術を実現させています。
3眼カメラはこのG20デビューと同時に搭載されるようになりました。
パーキング・アシスト・プラス(2021年3月生産よりコンフォートパッケージに追加)
前後左右、4点にカメラが付くことで、上から見下ろしたトップビューや周囲の状況と合わせた自車の3Dビューが見れるようになりました。
駐車時に加え、狭い道、前方の見通しが悪い時も、トップビューを使えば周囲の状況や距離間を確認できるので、安心して操作に集中することが出来ます。
アクティブ・プロテクション(2021年3月生産よりコンフォートパッケージに追加)
急ブレーキや極端な挙動の変化など、衝突の危険をセンサーが検知すると、瞬時にアクティブ・セーフティ機能が対応して、シートベルトの締め付けを強め、衝突に備えてシート・ポジションを最適な位置に移動、サイド・ウインドーやサンルーフが自動で閉まり、衝撃に備えます。
パーキング・アシスト
車と車や、モノと車、車のすぐ隣といったように駐車できるスペースを自動で見つけてくれて、アクセル/ブレーキ/切り返し/ステアリングを操作して自動で駐車を完了してくれるシステムです。
3シリーズは、並列駐車・縦列駐車共にパーキングアシストを利用することが出来ます。
再現VTRはコチラ。
リバース(後退)・アシスト
時速35km以下の走行時に直近50mのルートが自動で記録され、パーキングアシスト同様、アクセル/ブレーキ/ステアリングを自動で操作しながら来た道を戻ってくれる機能です。
狭い道や、戻りにくい路地裏などに入り込んでしまった時に便利な機能ですよね。
スピード調整はブレーキで行えます。
バックの際は、クロス・トラフィック・アラート(フロント&リア)も機能しているので、とても安心です。
レーザーライト
通常のヘッドライトは300m先までの照射範囲であるのに対し、BMWレーザー・ライトは650m先まで照らしてくれます。信号約2~3個分!
郊外の街頭が少ないような真っ暗な高速道路。先が見えづらく怖いですよね。スピード出すにも少し不安…
そんな時でも、BMWレーザー・ライトがあれば心配無用で”駆け抜ける歓び”を体感できますよ♬
ヘッドアップ・ディスプレイ
表示範囲が約75%拡大したヘッドアップディスプレイは、ドライバーの目線を変えずに、走行情報を確認できるため、より安心・安全に”駆け抜ける歓び”を体感できます。
ジェスチャー・コントロール
9種類の認識可能なコマンドで、運転に集中しながら簡単な操作をすることができます
下図の範囲でジェスチャーをすると認識可能です。
BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(標準装備)
オーケー、BMW。家まで行って」BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントは、人間のアシスタントのようにいつもあなたをサポートします。あなたが直感的に話しかけ、質問を投げかけ、気分や要望を伝えると、適切に応答してくれます。同時に、まったく新しい方法でBMWとコミュニケーションをとることができます。車の機能に関する説明を受けたり、車両状態について尋ねたり、音声による指示を出すことも可能です。 BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントはあなたのことを知り、学習し、そして常に情報のアップデートを図りながら、様々な状況においてドライビングの手助けをします。
デジタルキー/カードキー
デジタルキーは、自動車業界において、BMWが初めて開発&採用した機能です。
iPhoneをお持ちの方であれば、鍵要らず。iPhoneで車のロック解除、エンジンかけて走行まですることが出来ます。
また、対応端末でない方でも、カードキーがあるのをお忘れなく。カードキーでも同様、車のロック解除とエンジンONすることができるので、とても便利ですよね。
そう、キーレスの時代なのです。
BMW PHEVの走行スタイル
HYBRID / HYBRID ECO PRO
HYBRIDモードは、通常走行時のモードであり、ドライバーはエンジンとモーター走行を効率的に利用することが可能です。
HYBRID ECO PRO モードは、”HYBRID”ボタンを2回押すことでスムーズでブーストのかからない(キックダウン時を除く)最大限のモーター走行レンジを利用することが可能です。燃費重視な走り!
また、走行状況に応じ前方認識機能を使用して交通状況を判断し、自動的に惰行と回生を伴う減速とを最適に切り替える、アダプティブ回生が働きます。
ELECTRIC
完全EV走行。最高時速140km/hのモーター走行の最大パフォーマンスが発揮可能。(デフォルト設定も可)
各設定を個別に設定できるIndividualモードも装備しています。
SPORT
よりスポーティなシフトプログラム+エンジン走行のみを使用し、ダイナミックな走りを実現します。
中でも、3モードから選択可能。
Standard:エンジンを常に使用するモード
XtraBoost:+30kWのモーターアシストを使用するモード
Individual:サスペンション(アダプティブMサスペンション装備車のみ)・ステアリング・トランスミッション・エンジンを個別に設定するモード
M/Sギアを使うことで、マニュアルライクなシフトチェンジにより、追い越しや加速に最適なフォーマンスを発揮可能!
BATTERY CONTROL
希望するバッテリーの充電レベルを30%から100%の間で設定し、設定したバッテリーチャージレベルに達するまではエンジン中心で走行します。
到達後は後にバッテリーを使用されるまでチャージ状態を維持します。(走行距離による)
XtraBoostとは・・・
最大10秒間、30kWの追加モーター出力によるパワーアシストが行われる機能。
【作動条件】
①ドライブモードをSPORTモードにしている時
②ギアセレクターをManualモードもしくはSportポジションにしている(ASD作動なし)
③キックダウン時
Active Sound Design による室内でのスポーティなサウンドを演出します。
肝心な充電は・・・?
ご家庭での充電
車両に付属の普通充電ケーブルを利用してEV専用充電コンセントから、もしくはBMWiウォールボックスから簡単に充電することが出来ます。
▼家庭用充電器設置工事やBMWiウォールボックスに関してはこちらの記事もご参考に!▼
公共充電
公共の普通充電器と急速充電器を利用することが可能です。
お支払方法はクレジットカードや電子マネー等の利用も可能ですが、330eに付属される「BMW Charging」という充電ネットワークサービスを使うと、よりスマートに便利に効率よく公共充電を利用することが出来ます。
▼詳細は、こちらをご覧ください▼
充電状態や充電スポット等は、My BMWアプリにていつでもどこでも確認することが出来るのも便利です。
オプション/パッケージ
パッケージオプション
〇イノベーション・パッケージ ¥228,000
- レーザー・ライト
- ヘッドアップ・ディスプレイ
- ジェスチャー・コントロール
〇コンフォート・パッケージ ¥177,000
- オートマチック・トランク・リッド・オペレーション
- ストレージ・パッケージ
- パーキング・アシスト・プラス(2021年3月生産より標準装備)
- アクティブ・プロテクション(2021年3月生産より標準装備)
〇ハイライン・パッケージ ¥205,000
- フロント・ランバー・サポート(電動調節付)
- インテリア・トリム(アッシュ・グレーブラウン or オーク・グレイン)
- ヴァーネスカ・レザー・シート
シングル・オプション
- メタリックペイント ¥100,000
受注生産オプションパッケージ
サウンドパッケージ(コンフォートパッケージとの組み合わせで設定可能) ¥191,000
-
- harman/kardonサラウンド・サウンド・システム(464W16スピーカー9チャンネルサラウンド)
- アコースティックガラス
- 地上デジタルTVチューナー
ファスト・トラック・パッケージ ¥183,000
- 19インチ Mライト・アロイ・ホイール・ダブル・スポーク・スタイリング791M
- アダプティブ・M・サスペンション
- バリアブル・スポーツ・ステアリング
M スポーツ・シート・パッケージ ¥323,000
- M スポーツ・シート(フロント・ランバー・サポート 電動調節式)
- センサテック・フィニッシュ・ダッシュボード
- ヴァーネスカ・レザー・シート
330eは優秀な車だ。
『スポーツセダンに乗りたい』その夢を叶えてくれるのがまさに、BMWの3シリーズです。
BMWのブランドスローガンでもある『駆け抜ける歓び』は昔からBMWのこだわりであるFRに根付いています。
330e MSportは、電気走行と長距離ガソリン走行の両方を適材適所で使い分けることが出来る素晴らしい車です。
直列4気筒という十分なターボエンジンに、後輪駆動の爽快感。そこに更なるパワーXtraBoostとモーターアシストによる加速がプラスされます。
電気走行・ハイブリット走行・スポーツ走行をボタンひとつで切り替えられるのも魅力のひとつ。
電気走行の航続距離は約50kmなので、その範囲内であれば通勤や買い物等はEV走行でECO且つ燃費良く。週末の遠くへのお出かけはガソリン走行で。
街乗りも問題なしのジャストなサイズ感、前後重量配分50:50の安定感に、走りだせばキビキビとしたハンドリングと加速を楽しめる。さらに、先進安全性能・運転支援機能も最新を備えた、心配無用、非の打ち所の無いスポーツセダンです。
一度知ってしまえば、その機能性の高さに感動を覚えます。
これからe-mobilityの普及が加速していく中、まだガソリン車から離れたくないなどのお声も多くあります。
しかし、両方とも兼ね備える330eでe-mobilityへの第一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
330e M Sport は現在、ショールームにてご体感いただけます♬
(2021/11/20 現在)
調布オリジナルチャート
330e のバリエーション
330e M Sport
330eの進化
318i
320i
330i
M340i xDrive
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